みんなが誤解している!?正しい子どもへのご褒美設定とは
こんにちは!
突然ですが、
みなさんは子どもに勉強を
するよう促すときに
ご褒美で釣っていませんか?
「勉強が終わったら
お菓子を食べようね」
「いい点数が取れたら
遊園地に行きましょう」
などです。
ハーバード大学の研究では
ご褒美で釣ると
最終的には学力のアップに
繋がるという結果が出ています。
学力がアップすれば
・より意識の高い学校に進学できる
・何事においても要領良く学べる
・将来の選択肢が広がる
などのメリットがあります。
ただし、このご褒美の与え方を
間違っている親が多くいます。
その間違った、ご褒美の与え方
というのが...
結果に対してご褒美を
決めることです。
結果に対してのご褒美とは
「90点以上とったら~」
「クラスで一番になったら~」
などの結果のことです。
結果を出すご褒美は
これを手にするまでに
様々な過程があります。
例えば
90点を取るためには
・教科書を読む
・わからないとこを教えてもらう
・何度も繰り返して対策
と、その結果を出すまでの
道のりが長く挫折する
可能性が高くなってしまうのです。
結果までの道のりが長いと
途中で
「もういいや」と
投げ出してしまったり
「自分にはできない」と
諦めてしまいます。
私自身も
目標までが長すぎると
途中で放り出してしまうこと
はたくさんありました。
辛いとこを続ける間
ご褒美も何もなしで頑張り続ける
子どもの頃は当然できるはずも
ありませんでした。
本題です。
どのようにご褒美を設定すれば
学力が上がるのか。
それは...
「子どもの努力に対して
ご褒美を設定する」
です。
努力に対するご褒美とは
例えば
「本を読んだら~」
「~が解けるようになったら~」
などです。
ハーバード大学の研究によると...
結果に対するご褒美を設定した
子どもよりも
努力に対するご褒美を設定した
子どもへの方が
学力への影響が大きかったそうです。
この"努力に対してのご褒美"が
効果的な理由は二つあります。
一つ目が
行動するまでのハードルが
低いことです。
努力、つまり行動に対して
ご褒美がもらえるので
とりあえずしよう
という気にさせることができます。
二つ目が
短期的なご褒美であることです。
当たり前のことですが
かなり先にもらえるご褒美よりも
すぐにもらえるご褒美
の方が頑張れます。
ただし、短期的なご褒美
というのは長く続くわけではありません。
そのために
以下の子どもの動機の五段階を
しっかりと意識しましょう。
段階1 短期的な快楽のため
段階2 親に認められたい
段階3 友達や先生に認められたい
段階4 目標を達成する満足感
段階5 自分は勉強ができる子なんだ
みなさんも
もし子どもが勉強をしなくて
困っているのであれば
まずは同期を
第一段階にもってくるべく
努力に対するご褒美
を設定してあげてみましょう。
ありがとうございました。