その褒め方間違い?みんながやりがちな子どもを褒めるときの注意点。
こんにちは!
突然ですが
皆さんの子どもへの褒め方
正しくできているでしょうか?
そもそも子どもにとって
褒められるというのは
非常に重要な意味を成します。
子どもは褒められることで
達成感を感じ、
ドーパミンのような
プラスのホルモンが出ます。
「勉強をする」
⇩
「褒められる」
⇩
「ドーパミンが出る」
というサイクルがあります。
これを継続させることで、
もっとドーパミンを得るために
「頑張ろう!」という意欲が強化されます。
しかし、この褒め方
みなさんが見落としがちな
注意事項があります。
それは
「いい子だね!」
「すごいね」
「えらいね!」
という言葉を使わないことです。
え?っと思われた方も
多いのではないでしょうか。
ですがこれらを使ってはいけない
理由があります。
これらは”ご褒美言葉”
と言われています。
「~ですごいね」
「えらいね」
などの”ご褒美言葉”
で褒められた時の
子どもの脳の状態と
「おもちゃを買ってあげるから
~してね。」
と言われたときの
脳の状態と近いと
脳科学的には言われています。
なので”ご褒美言葉”は
子ども達は喜ぶのですが
”ご褒美言葉”を
・言われたいから
・言われたにと不安だから
という間違った動機付けで
頑張るようになってしまいます。
そうなると
・褒められなければやらない子
・褒められないと思うなら何もしない子
になる恐れや
自分が「すごい」「えらい」なら、
「それができない他の子はすごくない」
という風に受け取る可能性もあります。
実際に私自身も
小さい頃母親から
「かけっこ一番ですごいね!」
と言われた日から
遅い子達より自分は偉い
と考えていました。
ではどのようにして
褒めるのがベストか、
それは...
「目の前の事実」を
言葉にする
だけです。
子どもの言動や喜怒哀楽を、
そっくりそのまま認めてあげること。
そこに自分の評価を
挟まないようにしましょう。
例えば、
片付けができた子どもに対しては
「よくできたね」
や
「お片付けできてえらいね」
ではなく
「お片付けできたね!」
これだけで十分です。
他にも、子どもが数学の勉強を
頑張り、良い点数を取った時は
「いっぱい勉強したんだね」
「100点を取ったんだね」
と、これだけで十分です。
できたという事実を
認めてもらえたと子どもは感じ
十分に満足します。
みなさんも
もし子どもを褒めたいときは
「子どもがしたことを言葉にする」
を意識してみてください!
ありがとうございました。